« 腰痛を減らすためにやっている3つのこと | トップページ | 禁酒9日目 »

2006/12/04

実相寺監督を追悼した4日間

訃報 実相寺昭雄氏 (12/1, 産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/061201/dea000.htm
【葬送】映画監督・実相寺昭雄氏 信じれば見える“ウルトラの星”(12/3, 産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/061203/ent061203000.htm

訃報を知ってから4日間、ずっと実相寺監督とその作品のことが頭にあります。

僕が実相寺監督の名前を意識するようになったのは、78年、第3次ウルトラブーム当時の出版物や、その前後の「ウルトラマン」「ウルトラセブン」再放送から。

それまで漠然とテレビを観ていた僕が、アングル・カメラワーク・照明・編集・効果音・音楽、そして「スタイル」といったことを意識するようなったきっかけが、「マン」「セブン」の実相寺作品だったように思います。

80年代になって、2時間ドラマの「波の盆」「青い沼の女」と劇場映画の「帝都物語」にて、リアルタイムで新作に出会える喜びを体験しました。

その後、あまり関心がなかった時期もありますが、昨年の「姑獲鳥の夏」「乱歩地獄」「ウルトラマンマックス」の新作ラッシュは、僕自身が映像への関心を取り戻してきた時期とも重なり、心躍るイベントでした。

「姑獲鳥」公開時に体調を崩されたような記事を読み心配していたものの、その後、新作も完成され、安心していたので、今回の訃報にはただただ驚愕。

監督と面識のない一介のファンゆえ、少し迷いましたが、12/1のお通夜には参列してきました。

開始後1時間以上経ってから到着し、焼香台に向かうと、あの樋口監督が係をやっておられたことに、あらためて事態の重大さを認識。

僕は、実相寺監督の遺影に向かって、心の中で「ありがとうございます」と一言述べると、すぐ外へ。

湯島を後にすると、そのまま御徒町までずっと歩いてから帰路につきました。

週末は、ひたすら実相寺作品鑑賞会。

もともと手元に置いていたDVD・テープに加え、レンタル・中古・新品を組み合わせて、なんとか、以下の作品をそろえました。

●TV:「マン」(6本)、「セブン」(3本)、「怪奇大作戦」(4本)、「シルバー仮面」(2本)、「ティガ」(2本)、「ダイナ」(1本)、「Q dark fantasy」(2本)、「マックス」(2本)

●映画:「帝都物語」、「ウルトラQ  THE MOVIE 星の伝説」、「姑獲鳥の夏」(監督と京極夏彦のオーディオ・コメンタリーが実に楽しい)

鑑賞会の結果、今のところ、実相寺作品 私的ベスト5は、以下のとおり。(テレビのみ)

1)「第四惑星の悪夢」(セブン)
2)「胡蝶の夢」(マックス)
3)「京都買います」(怪奇)
4)「夢」(ティガ)
5)「恐怖の電話」(怪奇)
※次点;「狙われない街」(マックス)or「呪いの壺」(怪奇)

ここに新作が加わることがないのが、本当に悲しいです。

以下、検索で見つけた実相寺監督関連エントリーの数々。

<実相寺監督とゆかりある方々のエントリー>

実相寺昭雄監督(11/30, 一瀬隆重公式ブログ)
http://www.takaichise.com/blog/2006/11/

実相寺昭雄通夜(12/1, 村木良彦ブログ)
http://y-muraki.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_75d5.html

実相寺監督のこと(12/2,  小林雄次の星座泥棒)
http://blog.livedoor.jp/scenarioland/archives/50039461.html

実相寺監督とのお別れ・・(12/3, あれから40年・・アンヌのひとりごと)
http://blog.goo.ne.jp/anneinfi/e/16a18e0d354ba5216385d6c6cc184276

追悼 実相寺昭雄監督(12/3, 志水季里子のシネマ日記)
http://shimizukiriko.blog71.fc2.com/blog-entry-23.html

以上、どれを読んでも監督の存在感の大きさが胸に迫ります。
そして、書かれた方々の喪失感も。

あと、訃報前のものですが、貴重な生前の監督の姿を拝見できるエントリーがこちら。下の方に3枚、遺作「シルバー假面」演出中の監督の写真が掲載されています。

どどっとアップ その3 「シルバー仮面」ロケ(10/12, 裕福バカデミア 〜YouFxxk BAKADEMIA〜)
http://diary.jp.aol.com/x4yqq2e/378.html


<実相寺ファンの方々のエントリー>

といっても数限りないので、僕がRSSリーダーに登録しているブログから2つだけ。

訃報 映画監督・実相寺昭雄死去(11/30, 映画をめぐる怠惰な日常)
http://d.hatena.ne.jp/molmot/20061130/p1
11/30朝、携帯で訃報を知ることが出来た、僕にとってはありがたいエントリーです。貴重な文献からの引用あり。

【速報】第四惑星の悪夢(11/30, 長江将史〜てれすどん2号 まだ見ぬ未来へ)
http://blog.goo.ne.jp/masashisandesuka/e/1c498382ed1ac3e951e938883fe48a9d
特撮映画の監督を目指している学生さんならではの表現です。

以上、各エントリーを書かれた方々に感謝いたします。

最後に、移転前のブログで、僕自身が書いたエントリーを。

実相寺な週末〜「ウルトラマンマックス」&「乱歩地獄」(05.11/27, 右脳ダイアリー)
http://d.hatena.ne.jp/lifecompilation/20051127

これが、ほんの1年前のこととは・・・。

合掌。

|

« 腰痛を減らすためにやっている3つのこと | トップページ | 禁酒9日目 »

コメント

当ブログをご紹介いただきありがとうございます!短文でしたが、思いは言葉にあらわせないほどつのっていました。関西なので急に東京のお通夜にはいけないのが残念でしたが、樋口監督が係で、、、。長い時間かかるとは思いますが、しっかり実相寺監督に誇れる作品がつくれるようにがんばりたいと思います。

投稿: てれすどん2号 | 2006/12/04 09:27

てれすどん2号さん、コメントありがとうございます。いつの日か、スクリーンかテレビで作品を拝見できる日が来るのを楽しみにしています!

投稿: rakosuke | 2006/12/05 22:22

残念です。
今思えば、実相寺氏のウルトラ作品は幼児から少年の感傷への登竜門だったと思います。

投稿: ギース | 2006/12/06 01:44

ギースさん、「感傷」といえば、やはりジャミラとシーボーズの回でしょうか。今回の訃報に際し、ブログで名前が挙がる機会が多かったのがこの2体だったように思います。(あとは、CMで出ているメトロン)

僕は、今はストーリーより映像的な感性が優先している時期で、ベスト5には入れませんでしたが、モードが変わると当然ランクインしてきます。

投稿: rakosuke | 2006/12/07 01:00

↑あ、ガヴァドン入れ忘れてました。

投稿: rakosuke | 2006/12/07 08:20

ああ、ジャミラもそうでしたか。

仲間内では、当地赴任中に本社が会社整理され、ここで会社を興した人もいます。
当時はとてもからかえる雰囲気ではなかったのですが、今は「そうだ。おれはジャミラみたいなもんか」と自分で笑ってます。

投稿: ギース | 2006/12/09 23:48

ギースさん、まさかこの流れで、そんないいお話をうかがえるとは思いませんでした・・・

投稿: rakosuke | 2006/12/11 01:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/171211/4419191

この記事へのトラックバック一覧です: 実相寺監督を追悼した4日間:

» 『ウルトラセブン』と実相寺昭雄監督 [坂野上淳のウェブ日記]
年齢の関係で制作時は観ていないが、再放送でほとんど観たのが『ウルトラマン』(初代)と『ウルトラセブン』だ。最近 DVDで観て記憶を確認するとともに、『セブン』に関しては感銘を新たにした。... [続きを読む]

受信: 2006/12/11 02:09

« 腰痛を減らすためにやっている3つのこと | トップページ | 禁酒9日目 »