2007/04/30

名古屋で、「Q」「マン」のアート展に行ってきました

先日、関西行きの途中下車で名古屋テレビ塔を撮ってきたことを載せましたが(参考)、実は、急遽、名古屋に立ち寄ることにした真の目的は、別にありました。

これです。

ウルトラマンシリーズ誕生40周年 [オブジェクツ・サブジェクツ]

(4/12~5/7,  名古屋パルコ西館8階 パルコギャラリー)
http://www.parco-nagoya.com/web/gallery/07ultraman/

「アートとしての目線であらためてヒーローと怪獣の造形を、写真とオリジナルブロップを通して見直してみる企画趣旨の基に展示公開いたします。」
とのことで、昭和特撮、そしてジャンル問わず企画モノが好きな僕には、なかなか面白そうな気がしたもので。

実は、昨年12月に渋谷パルコでやっていた際、知りつつも行きそびれていたので、今回、関西行き当日にオタクイーンさんのブログ(後述)で気づき、ラッキーでした。

で、現地に到着。

Ultra2

モノクロとはいえ、けっこうしっかりしたパンフレット(これだけで入場料分の価値があるかも)を受け取って入場。
それから約15分間、「ウルトラQ」「ウルトラマン」の小道具やらミニチュアやらの実物およびレプリカを堪能してきました。

正直、もうちょっと点数が多ければ、とか、もうちょっとライティングがそれっぽければ、とか、思うところはありましたが、とにかくこうして観られたたけでも感謝感謝。

保存されていることが奇跡のオブジェの数々の中、もっとも心惹かれたのは、「マン」の科学特捜隊基地のカタパルト。
最近、建物や鉄骨ぽいものの写真を撮りたくなるのと同じ方向で、右脳に響いたみたいです。
あと、「Q」で使われた遊園地のコーヒーカップや、巨大なカメラも。

その他、あれもこれも、近くで質感を確認できたのがグッド。

触れることは出来ずとも、それぞれの物が作られた過程、撮影された過程、その後、生き延びて保存された過程などもイメージしつつ、思いを馳せることの喜びを、しばし味わいました。
僕の場合、ウルトラマンとまったく同年生まれということもあり、いろいろ考えさせられたりもします(笑)

展示物についてもっと知りたい方は、「オタクイーンの『恋するネヴュラ』」の下記エントリーに目を通されることをお奨めします。

総天然色ウルトラQ
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2007/04/post_c9d0.html
桜井Pとの約束(接触篇)
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2007/04/post_259f.html
桜井Pとの約束(発動篇)

http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2007/04/post_0f1c.html

後ろ2つで触れられているトークショーは、僕が行った当日の14時から行われていたもの。
もう少し早く気づいていれば・・・と思うと、残念。

包装紙にそそられつつ、かさばるので僕は見送ったおみやげ(瓦せんべい)についても書かれています。

 

ウルトラ風味http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2007/04/post_2792.html

以上、オタクイーンさん、ありがとうございました。
(TBは、最新エントリーにのみさせていただきました)

Ultra



特撮関連イベントといえば、そういえば、ここ数ヶ月間で、

Oh_1

ビジュアルジャーナリズムをきり拓く 元祖オタク OH 大伴昌司の世界
(1/30~2/23, 京都大学百周年時計台記念館 歴史展示室内)
http://www.nifty.com/ohtomo/

と、

Ifukube

伊福部昭音楽祭(3/4, サントリーホール 大ホール)
http://ifukube-fes.com/?page_id=5

なんてものにも行く機会がありました。

往年の特撮作品をDVDや再放送で観ることには、さほど関心がないものの、その断片や周辺にあるものを体験すること、そこで得た感覚を他で活かすことには、感度が高まっているような気がします。

このあたりについては、うまい言葉が見つかったら、あらためて書いてみたいと思います。

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2006/12/04

実相寺監督を追悼した4日間

訃報 実相寺昭雄氏 (12/1, 産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/061201/dea000.htm
【葬送】映画監督・実相寺昭雄氏 信じれば見える“ウルトラの星”(12/3, 産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/061203/ent061203000.htm

訃報を知ってから4日間、ずっと実相寺監督とその作品のことが頭にあります。

僕が実相寺監督の名前を意識するようになったのは、78年、第3次ウルトラブーム当時の出版物や、その前後の「ウルトラマン」「ウルトラセブン」再放送から。

それまで漠然とテレビを観ていた僕が、アングル・カメラワーク・照明・編集・効果音・音楽、そして「スタイル」といったことを意識するようなったきっかけが、「マン」「セブン」の実相寺作品だったように思います。

80年代になって、2時間ドラマの「波の盆」「青い沼の女」と劇場映画の「帝都物語」にて、リアルタイムで新作に出会える喜びを体験しました。

その後、あまり関心がなかった時期もありますが、昨年の「姑獲鳥の夏」「乱歩地獄」「ウルトラマンマックス」の新作ラッシュは、僕自身が映像への関心を取り戻してきた時期とも重なり、心躍るイベントでした。

「姑獲鳥」公開時に体調を崩されたような記事を読み心配していたものの、その後、新作も完成され、安心していたので、今回の訃報にはただただ驚愕。

監督と面識のない一介のファンゆえ、少し迷いましたが、12/1のお通夜には参列してきました。

開始後1時間以上経ってから到着し、焼香台に向かうと、あの樋口監督が係をやっておられたことに、あらためて事態の重大さを認識。

僕は、実相寺監督の遺影に向かって、心の中で「ありがとうございます」と一言述べると、すぐ外へ。

湯島を後にすると、そのまま御徒町までずっと歩いてから帰路につきました。

週末は、ひたすら実相寺作品鑑賞会。

もともと手元に置いていたDVD・テープに加え、レンタル・中古・新品を組み合わせて、なんとか、以下の作品をそろえました。

●TV:「マン」(6本)、「セブン」(3本)、「怪奇大作戦」(4本)、「シルバー仮面」(2本)、「ティガ」(2本)、「ダイナ」(1本)、「Q dark fantasy」(2本)、「マックス」(2本)

●映画:「帝都物語」、「ウルトラQ  THE MOVIE 星の伝説」、「姑獲鳥の夏」(監督と京極夏彦のオーディオ・コメンタリーが実に楽しい)

鑑賞会の結果、今のところ、実相寺作品 私的ベスト5は、以下のとおり。(テレビのみ)

1)「第四惑星の悪夢」(セブン)
2)「胡蝶の夢」(マックス)
3)「京都買います」(怪奇)
4)「夢」(ティガ)
5)「恐怖の電話」(怪奇)
※次点;「狙われない街」(マックス)or「呪いの壺」(怪奇)

ここに新作が加わることがないのが、本当に悲しいです。

以下、検索で見つけた実相寺監督関連エントリーの数々。

<実相寺監督とゆかりある方々のエントリー>

実相寺昭雄監督(11/30, 一瀬隆重公式ブログ)
http://www.takaichise.com/blog/2006/11/

実相寺昭雄通夜(12/1, 村木良彦ブログ)
http://y-muraki.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_75d5.html

実相寺監督のこと(12/2,  小林雄次の星座泥棒)
http://blog.livedoor.jp/scenarioland/archives/50039461.html

実相寺監督とのお別れ・・(12/3, あれから40年・・アンヌのひとりごと)
http://blog.goo.ne.jp/anneinfi/e/16a18e0d354ba5216385d6c6cc184276

追悼 実相寺昭雄監督(12/3, 志水季里子のシネマ日記)
http://shimizukiriko.blog71.fc2.com/blog-entry-23.html

以上、どれを読んでも監督の存在感の大きさが胸に迫ります。
そして、書かれた方々の喪失感も。

あと、訃報前のものですが、貴重な生前の監督の姿を拝見できるエントリーがこちら。下の方に3枚、遺作「シルバー假面」演出中の監督の写真が掲載されています。

どどっとアップ その3 「シルバー仮面」ロケ(10/12, 裕福バカデミア 〜YouFxxk BAKADEMIA〜)
http://diary.jp.aol.com/x4yqq2e/378.html


<実相寺ファンの方々のエントリー>

といっても数限りないので、僕がRSSリーダーに登録しているブログから2つだけ。

訃報 映画監督・実相寺昭雄死去(11/30, 映画をめぐる怠惰な日常)
http://d.hatena.ne.jp/molmot/20061130/p1
11/30朝、携帯で訃報を知ることが出来た、僕にとってはありがたいエントリーです。貴重な文献からの引用あり。

【速報】第四惑星の悪夢(11/30, 長江将史〜てれすどん2号 まだ見ぬ未来へ)
http://blog.goo.ne.jp/masashisandesuka/e/1c498382ed1ac3e951e938883fe48a9d
特撮映画の監督を目指している学生さんならではの表現です。

以上、各エントリーを書かれた方々に感謝いたします。

最後に、移転前のブログで、僕自身が書いたエントリーを。

実相寺な週末〜「ウルトラマンマックス」&「乱歩地獄」(05.11/27, 右脳ダイアリー)
http://d.hatena.ne.jp/lifecompilation/20051127

これが、ほんの1年前のこととは・・・。

合掌。

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2006/11/05

♪口笛吹いて空き地へ行った・・・

・・・てのは、かつてNHK教育テレビでやっていた小学校3・4年向けの道徳番組「みんななかよし」の主題歌の歌い出しの部分。

幼稚園の頃から時々観ていたこともあり、僕にとっては音楽体験の原点に含まれてしまう曲です。

この曲が分かる方は、おそらく30半ばから50前半ぐらいの方でしょう。

かなりの数の人が聴いた曲でありながら、その後、耳にする機会はなく(放送は81年で終了したとか)、ときどきネットで話題になっているのを見かけるぐらいでしたが、先月めでたくCD化。

あの日の教室~さわやか3組 NHK子ども番組テーマ集(DVD付) Music あの日の教室~さわやか3組 NHK子ども番組テーマ集(DVD付)

アーティスト:TVサントラ
販売元:インディペンデントレーベル
発売日:2006/10/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

発売元のページ
http://www.ultra-vybe.co.jp/hotwax/sawayaka/index.html

「みんななかよし」や同じく道徳番組(高学年向け)「明るいなかま」を含めて往年の教育テレビの番組主題歌が、バージョン違いやカラオケも含めて総計50曲ぶち込まれたCD。
凄すぎます。

ネットで告知を読んで興味を持ったものの、さすがにこれを聴くシチュエーションというのが浮かばず迷っていたのだけど、結局、HMVで見つけて買ってしまいました。

僕にとっては、幼稚園や小学校の帰宅後や休みの日に家で観た

・できるかな
・はたらくおじさん
・たのしいきょうしつ
・はてなはてな

あたりに懐かしさを感じる程度なのだけど、大半の知らない曲も含めて、なんかとにかく秘蔵音源がたくさんコンパイルされているという状態自体(アーカイブ感 というべきか)を面白く感じます。

CD時代になってから約四半世紀、あらゆるジャンルで復刻・発掘が進んできた中でも、まだまだ初商品化というものがあるものですね。

特に NHKは、宝の山でしょう。

そういえば、ちょっと前には、同じ人物(濱田高志)の手による

NHK少年ドラマ・シリーズ「タイム・トラベラー」オリジナル・サウンドトラック Music NHK少年ドラマ・シリーズ「タイム・トラベラー」オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:TVサントラ
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2006/09/21
Amazon.co.jpで詳細を確認す

なんてのも出ました。

音質は著しく悪いものの、世の中に存在するとは思わなかったものがCDになるというありがたみには、充分、金を払う価値は感じます。

<参考>

「タイムトラベラー」オリジナル・サウンドトラック奇跡の復活のいきさつ(BARKS)
http://www.barks.jp/feature/?id=1000027146

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